第6次 活動趣旨 | (2013年~2015年) 1990年4月30日に設立した「ベトナムの子ども達を支援する会」は、20年間にわたりベトナム南部ベンチェ省や北部バクザン省の子どもたちのためのプロジェクトに協力をしてきました。 すでにベンチェ省での母子健康手帳やCBR(地域に根ざしたリハビリ)の事業は、政府からも高い関心を受けています。 2006年からバクザン省ではCBRの技術協力を、ベンチェ省では循環器疾患を早く見つけるための技術協力を中心に活動を行ってきましたが、ベンチェ省人民委員会(地方行政機関)からの強いご要望もあり、2010年からは活動全般を再度ベンチェ省に戻して、子どもの救命救急処置など新たな要請も含んだ子どものケアの分野での技術協力を中心に活動を行います。尚、バクザン省とベンチェ省はすでに様々な協力関係もありますので、今後バクザン省への協力関係もベンチェ省に来ていただくなどして技術協力という形で継続します。 当会は、下記に書かれているようにベンチェ省人民委員会が自立性と指導性をもって事業計画を立て、当会のような国際機関の協力も受けながらも行政機関の自己資金も投入し、実行する姿勢を高く評価しています。 そのために第6次事業は下記の事業への協力を行うと共に、ベトナムの中核医療機関との連携も図りたいと考えています。 ☆ベンチェ省からの協力依頼の内容(趣意書から抜粋) 1/.地域に根ざしたリハビリテーションプログラム(CBR): - 基礎レベルでの協力者たちへの技術・専門的な支援 - 障がいのある子ども達のための適切な装具の支援 - 障がいのある子ども達とその家族同士の交流のための経費の支援 - 障がいのある子ども達のための教育 2/.母子保健、母子健康手帳使用支援: - このプログラムの引き続いてのご支援 - これから全国版として導入される母子健康手帳の印刷経費支援 3/.小児救命救急、小児循環器、新生児ケアプログラム: - 毎年、「SVCA」は医師団を医師達の研修のために派遣します 4/.小児腎臓病早期発見プログラム: - ベンチェ省は小児の腎臓の早期発見プログラムを展開するので、専門的技術的な問題・課題の解決のための支援 5/.ベンチェ省の将来の産婦人-小児科病院の技術・建築設計支援: (注;建設経費支援ではありません。) |
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